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広子と二人でセイロンを飲みながら、クッキーを食べていると、
ピンポン♪ピンポン♪
チャイムが部屋に鳴り響く。
インターホンを見ると千夏が居た。
俺は、オートロックを解除して、部屋番号を伝えた。
直ぐに、チャイムが鳴ったので、鍵を開け、扉を開くと千夏が立っていた。
「和馬さん、お久しぶりです。
上がっても良いですか?」
俺が頷くと、千夏は部屋の奥にに入って行った。
「優、探したのよ。心配かけないで。」
千夏は、涙を浮かべていた。
綺麗な女性と涙って、何かグッと来る。
俺だけか?
「千夏さん、ごめんなさい。」
広子は、千夏に謝った。
「迷惑をかけて、ごめんなさい。」
広子は深々と頭を下げた。
「千夏さん、ホンマに悪いことをしました。
申し訳無いです。
ごめんなさい。」
広子の隣に行って、俺も千夏に謝った。
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