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俺は、マンションの下まで、見送りに行った。
千夏は、車のドアを開けると広子に乗るように促した。
広子か乗り込むのを確認するとドアを閉める。
「今日は、ご迷惑をおかけしました。」
千夏は俺に頭を下げる。
「気にしないで下さい。
でも、せっかく来てくれたんやから、千夏さんとゆっくり話がしたかったです。
今度、時間があるときに話が出来たら嬉しいです。」
俺は、千夏にそう言う。
別に口説いてる訳じゃないよ!
「和馬さんは、優の事が好きなんじゃないんですか?」
「へっ!?
俺は、どちらかと言うと千夏さんがタイプですよ。」
千夏の顔が赤くなるのが、わかった。
可愛いな。
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