76人が本棚に入れています
本棚に追加
「それよりも、今日は忙しいんじゃ無かったの?
何で、家に来れたの?」
俺は、疑問に思っていた事を聞いた。
「…。
……。」
広子は黙っている。
「優が、仕事を出来る状態じゃなくなったから、撮影を中止して貰ったの。」
「俺のせいやな…。
ごめんな。」
「気にしないで。
優だけじゃなく、私も和馬に話を聞きたかったから…」
「何か、千夏さんと和馬さんの仲が良いような気がする。」
「気のせいだよ。
でも、何でそう思うの?」
「だって、二人とも名前を呼び捨てにしてるもん。」
「じゃあ、広子も俺のことを呼び捨てにしたら良いやん!」
「呼び捨てか、何か恥ずかしいな。」
ん?
「じゃあ、これからは、和くんって呼んでも良い?」
「別に良いよ。」
最初のコメントを投稿しよう!