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***
類「んー?」
俺が目を覚ますと
そこは薄暗く建物のなかだということがわかった。
こ…これは
まさかの異世界来て早々の魔族?とご対面か?
視界がだんだんハッキリしてきて
「よぉ、起きたか人間」
うん。魔族だ
だって何か黒い羽あるじゃん
そしてこいつ魔王だ。何か王座に座ってるし
類「………」
「どうした人間?俺が怖いか?」
ほう…リアル魔王か。多分
何かもうそうゆうパターンだろう
いやつーか怖いより
類「かっこいいな」
………………………
目の前の多分魔王である奴とその隣の多分魔王の次に強い奴が目を見開いた。
類「へぇ。これがよくファンタジー小説に出る感じの」
立って多分魔王な奴に近づいて
類「マジで羽じゃん!スゲー。なぁ触っていいか?」
うん
綺麗に無視された
この驚きようだとこの世界の人間と魔族は仲が悪いんだな
「お前……人間だろう」
類「あぁ?多分」
やっと話せるようになったな
「魔族が怖くないのか?」
類「いや特に。そんなに知らないしな。それにお前だろ?俺を助けたの」
「そうだが…」
んじゃこいつはいい奴だな。恩人だし
類「魔族だろーが人間だろーが。恩人は恩人だろ」
………………………
またもや沈黙
いい加減話そうぜ。俺疲れた。
「クククッ……ハハハハ!!!!お前おもしれー!!」
「まっ…魔王様!そんな言葉使いをなさってはいけません」
なる。こっちが素か
さっきの話し方、魔王様々だもんなw
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