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休日、街に出掛けた時…
「すいません…少し…お時間ありますか?」
不意に少しなよなよした青年に声をかけられた
突然だったので
俺「は、はい?」
青年「御祈りをさせて下さい」
俺「えっ⁉」
青年「リラックスして、ソコに立ってて下さい」
俺「えっ⁉は、はい」
俺は言われるままに立っていると青年は鞄から本を出し祈り始めた
俺は青年を見ていたがふと辺りを見渡すと他の通行人達がクスッと笑いながら歩いているのに気付き、この状況が恥ずかしくなった…
どれだけの時間が経ったのだろう…とても長く感じた
青年の声が止まり、出した本を鞄にしまい不安そうな顔で
青年「ありがとうございました」
と、言ったのだろう…小さ過ぎて聞き取れなかった
通行人に笑われてて恥ずかしかったので別れ際に…
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