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みんな渋々わかってくれた。
スタッフさんはまだ中止を検討してるけど。ほら!俺の傷もだんだん血も止まってる。
「山ちゃん。」
「あ、裕翔君……。ははっ、やっちゃったね~。」
「どこ?」
「?」
「どこの席の人?」
「Cブロ、一列………。」
裕翔君が舞台上へ飛び出した。………やばい!まさか!?
「裕翔君!」
つられて俺も舞台上へ。突然出てきた俺ら新芽に会場もジュニアも騒然。それどころじゃないよ。裕翔君……待って!
思った通り、Cブロへ駆け込む裕翔君。
駄目だよ……。
裕翔君がしようとしてるのはすごく駄目なことだ!
「おい!!!」
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