第一章 始まりの定め

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第一章 始まりの定め 義母さんは、血だらけで涙が溢れた瞳で義父さんを見据えていた。 今 思ったんけど俺、泣くの初めてなんだ…こんな気持ちなんだ… やっぱり暴力は嫌いだなぁ……。 義父さんが急に頭を抱えて飛び出していった。 どうしたんだろ…? 俺は、動かない体を無理矢理動かそうとした。 『う゛っ…』 結果…痛くて唸り声を上げた。 体中に痛みが走りました… 目をつむって深呼吸をしようとしたら何故か再び 今度は足に痛みが走る。 驚いて瞼を開いた。 見上げた先には義母さんいた。 あぁ またか…
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