141人が本棚に入れています
本棚に追加
第一章 始まりの定め
義母さんは、血だらけで涙が溢れた瞳で義父さんを見据えていた。
今
思ったんけど俺、泣くの初めてなんだ…こんな気持ちなんだ…
やっぱり暴力は嫌いだなぁ……。
義父さんが急に頭を抱えて飛び出していった。
どうしたんだろ…?
俺は、動かない体を無理矢理動かそうとした。
『う゛っ…』
結果…痛くて唸り声を上げた。
体中に痛みが走りました…
目をつむって深呼吸をしようとしたら何故か再び
今度は足に痛みが走る。
驚いて瞼を開いた。
見上げた先には義母さんいた。
あぁ
またか…
最初のコメントを投稿しよう!