第一章 始まりの定め

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むか~しむかし あまいろいちぞく とよばれるだいふごう たちがいました あまいろいちぞくは おきてにきびしく さからうものなら まよいなくころします そんないちぞくに ふたごのきょうだい がうまれました けどおきてには ふたごのきょうだいは わざわいをもたらす としるされていました ふたごのきょうだい はさきをいかし あとのほうは あやめるように とははおやに めいれいがくだされました ははおやはわがこを あやめることが できず うぶきに くるんでかわへ にげました しあわせになります ようにとねがいを こめたおきてがみと ともにわがこをかわぞいに おきました
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