雷雨
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「よく寝てたね」 諭くんは すっかりパン屋さんの顔になって笑う。 良い香りがしている。 「いい匂い」 「ああ、食べる?」 諭くんは 今 焼けたばかりのメロンパンをカゴに乗せて持ってきてくれた。 「いいの?」 「うん。こういうの現物支給って言うんだっけ」 諭くんのふにゃと笑う顔が、僕の鼻をくすぐって心を癒す。 メロンパンを手に取ると ふわりと幸せな気分になった。
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