キス

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「諭くんには キスしたり、抱き締めたり、もっと色んなことしたい」 もう恥ずかしさは無かった。 ただ今までの想いを吐き出すように唇に乗せる。 「止めてって… 恥ずかしいから」 諭くんは 真っ赤になっている。 「ダメ。もう我慢出来ないよ」 諭くんの肩をもう一度強く抱き寄せた。 諭くんは 特に抵抗するでもなく、僕に身体を預けてくる。 夕方の日差しが僕達を照らして、周りの視線から逃してくれた。
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