1人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
「ぎゃあああああああ!!!」
叫び声に目を覚ますと自分は立っており、泣きながら壁を右手で押していた。壁が少し柔らかい素材だったのか、小さな手形がついていた…手形にへこんでいる。ありったけの力で押し込んだらしい。
(え?なにこれぇ…なんでひろは立ってるのかな。なんで泣いんのかわかんないや…??この手の跡はひろのかな…)
どうやら叫んだのも自分のようだ。
状況が理解できない為に、涙は止まり、ケロッとした表情で呟いた。
「あした の よーちえんは プールだ」
最初のコメントを投稿しよう!