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「あ"ぁぁぁぁ…」
墓場に響くリビングデッドの声…
悟とニーナはこの声の正体を調べるべく墓場に訪れていた。
「この声…リビングデッドデスね…」
「やはりいるのか…」
二人はゆっくり声のする方へ向かっていく。
「あれ…いないデスね…」
「変だな…」
声のした場所にたどり着くもそこには何もおらずただ辺りをキョロキョロ見回すニーナと悟…
そんな二人の肩を背後から何者かが叩いた。
「しまっ!?」
「後ろにいたデスねっ!…て…佐々木さんじゃないデスかぁ…」
「お二人ともお久しぶりです。
久しぶりの佐々木です。
あ¨ぁぁぁぁ…」
声の正体はおなじみの佐々木さんであった。
だがいつもと違い体をさすりながら体調悪そうにしている…
「痛そうデスが…どうしたデスか?」
「実は…前回ハンバーグになる過程で事業部の人間が唐辛子を練り込んでしまいましてね…
体が痛いやらなんのやら…」
「それは大変な思いを…」
「それよりお小遣いをあげましょうねっ」
「わ~い!ありがとうデス!」
「いつもすいません…」
「いえいえ、これしきのこと…」
どんな状態でも安定の佐々木さんであった。
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