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「今更……ですか…」
「うん…今更、だって途中で土方さん乱入してきちゃったしね~」
まさにその通りだ
「人のせいにすんじゃねぇよ、それにこいつが起きたら俺と近藤さんの所に連れてこいって言っておいただろうが」
「あ~~忘れてました」
おい、いいのか沖田総司っていったら一番組の隊長だったんじゃなったっけ……
「だろうと思った、だから俺がきたんだよ……
それに色々聞きたいこともできたしな」
嫌な予感しかしない
明らかに顔が怖い………
「土方さんも来たことですし、近藤さんの所に行きましょうか」
「俺が来る必要はなかっただろ「何か言いましたか、土方さん」
「………なんでもねぇよ」
さっきの迫力が嘘のようだ、蛇に睨まれた蛙みたいに………
「とにかく、近藤さんの所に行くぞ、もう幹部の連中揃ってんだぞ」
「は~~い」
総司は立ち上がり私に手をさしのべた
「はい??自分で立てますよ……………ッ!!」
あしが痺れた
総司をチラッと見ると
全てを悟ったような顔で私を見下ろしている
「…………………」
「ねっ!?言ったでしょ」
いやいや、言ってないから
「ほら、行きますよ」
「……………」
「?どうしま「自分で立てるよ」
そう言い、立ち上がり部屋から出た
…もう足の痺れはひいていた
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