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視線を感じる
たぶん土方さんと沖田さんのものだろう
「おい!!」
土方さんに止められる
…が私に止まる理由はない
私は早く近藤さんに会って話さなければならないことが沢山ある
此処は何処なのか
なぜ私はいきているのか
これからどうすればいいのか
沢山…沢山ある
「おい止まれ」
また土方さんに呼ばれた
特に気にすることもなく歩みを進めようとするが
「お前、場所わかんねーだろ」
「…………………」
確かにそうだ
近藤さんに話を聞く、
以前に……部屋の場所が分からなければ話しようがない
そう思うと急に自分が情けなく思えた
「はぁ~わかんねーなら前歩くんじゃねぇよ」
と、追い越し際に呟いたそれに続き沖田さんも
「本当面白いね」
と、言い残しスタスタと歩き出した
私もそれに続き歩いていく
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