第一幕

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沖田さんはある部屋の前で立ち止まった 「ここですよ、さぁ入ってください」 私を部屋の中へ促した 「はい」 言われるがまま部屋の中へ一歩踏み出した 「……………………」 静まり返った部屋 物音ひとつしない 中で座っている男達の視線が一斉に私に向けられたら 息がつまりそうだ… 何も言葉を発せられない私をみた沖田さんは 「そんなに怖い顔してたら入れないじゃないですか、ねぇ」 矛先がいきなりこちらに向けられ、私は首を縦に振った すると 「いや~すまんすまん」 中心にいたおじさん?がいった 「さぁ座ってください」 隣にいた眼鏡をかけた人が座布団を指差した 「失礼します」 部屋の中に入り、座布団の上に座った 「じゃ、始めようじゃないか」 さっきのおじさんがいった 「局長、まだ副長が来ておりませんが…」 「お~そうだったな」 こんどは静かそうか人が言う この人も袴を着ている ただのコスプレ集団かと思ってたけど 違うらしい 「あの~一応確認なんですけど 今は何年ですか?」
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