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チリリリリリリリ
静かな空間に目覚まし時計の音が響いた。
「あぁ~もう、ウルサいな~」
布団から手を伸ばし目覚ましのスイッチをOFFにした。
「ん゛~」
私は布団から出て大きく伸びをした
「はぁ~ぁ」
息をはいてパンパンと両方の頬を叩いた
私は藤崎桃華、この春高校一年生になった
朝が苦手な私は毎朝眠気と戦っていた
「今日も頑張りますか」
そう言った彼女の顔に表情は無い
ある出来事をキッカケに彼女は感情を殺し、本当の自分を隠すようになってしまった
そうして、今日の意気込みを語り彼女は一階へと降りていった
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