第一幕

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「いいですよ沖田さん、早速道場に行きましょう」 (どうせなら土方さんが良かったな~直接ボコれるし…) そういい沖田さんより先に部屋を出ようとした のだが… 「桃華さん!!」 沖田さんに腕を掴まれ先に進む事が出来ない 「あ、あのッ!!」 「何ですか?沖田さん」 ニッコリと笑いながら沖田さんの方に振り向いた 「………その作り笑い、やめてください」 途端に表情が険しくなる 「それはお互い様ですよ沖田さん」 時間が止まったかのように動かない二人 「さぁ行きましょう沖田さん、案内宜しくお願いします」 「………はい」 二人が部屋を出て行くとそれに続き、残りの幹部も出て行く 部屋に残った土方は 「結局名前しかわからなかった」 (なんで名前わかったんだ?………聞くの忘れてた、まぁ今度でいいか) 静かに立ち上がり道場に向かった
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