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「いいですよ沖田さん、早速道場に行きましょう」
(どうせなら土方さんが良かったな~直接ボコれるし…)
そういい沖田さんより先に部屋を出ようとした
のだが…
「桃華さん!!」
沖田さんに腕を掴まれ先に進む事が出来ない
「あ、あのッ!!」
「何ですか?沖田さん」
ニッコリと笑いながら沖田さんの方に振り向いた
「………その作り笑い、やめてください」
途端に表情が険しくなる
「それはお互い様ですよ沖田さん」
時間が止まったかのように動かない二人
「さぁ行きましょう沖田さん、案内宜しくお願いします」
「………はい」
二人が部屋を出て行くとそれに続き、残りの幹部も出て行く
部屋に残った土方は
「結局名前しかわからなかった」
(なんで名前わかったんだ?………聞くの忘れてた、まぁ今度でいいか)
静かに立ち上がり道場に向かった
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