第一幕

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自室に着くと学校に行くための準備を始めた 身にまとっていたパジャマを脱ぎ、布団へと落とした。 真っ白な体にあるのは無数の痣と…刀傷 「あ~嫌なこと思い出した… 朝から胸くそ悪い」 そう、彼女は親から虐待を受けていた、しかも重度の虐待を…… 彼女が小学生に上がった頃から中学校を卒業するまでの九年ずっと… その間彼女は泣き言一つ言わずに耐え続けた あの日が来るまでは… ある日、彼女は両親から降ってくる暴行に耐えていた 彼女の体は崩壊寸前だった…だが、彼女は学校の友達と会って、話をする事で、精神的にも肉体的にも癒すことが出来ていた… しかし、その日は違った
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