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ボロボロになった身体を起こし
私は学校に行くため玄関へ向かい
「行ってきます」
…返事が帰ってくる事は無いが…
(まぁ、いつもの事だけどね)
フッ、と笑い家を出た。
今日のお父さんは優しかった気がしたり、しなかったり…
そんな事を考えながら学校に続く大通りに出た
ふと、前を見ると教室でいつも一緒にいる亜希子私の一番の親友だ
「亜希子~オハヨー」
手を振りながら亜希子の元へ走った
でも亜希子は挨拶を返してくれなかった
(気づいてないのかな)
そう思った私は亜希子の肩に手を置きもう一度
「亜希子、オハヨー」
パシンッ
周りに乾いた音が響いた「えっ?…」
前を見ると肩震わせ、目から大粒の涙を流している亜希子がいた。
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