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「レイヴン、そろそろ作戦時間よ。」
「分かった。シャワーを浴びるのはこの依頼が終った後、か。」
そう愚痴りながら、輸送用のヘリに乗り込んだ。
「そろそろ作戦エリアよ、レイヴン。」
クレイの声と共に俺は、作戦エリアに降下した。
「増援か!?あまり状況が芳しくない!支援してくれ!」
味方AC「LIGHTNING」の方を見ると既に脚部が破壊されており、そろそろ限界のようだ。
「こちら「クリエイト」。援護する。貴方は下がっていてくれ。」
「分かった!恩に着るぞ!」
どうやら、敵AC「リビングロウ」は軽量二脚。それなら、
「俺の方が有利だ・・・!」
俺は敵ACに向かって、走りだした。敵ACも此方に反応して走ってくる。
だが、俺のスピードにはついてこれないのか、後ろを取られないようにするのが精一杯のようだ。
それでも敵ACは此方を狙ってハンドガンを撃ってくる。
が、とうとう俺に後ろを取られてしまった。
「その隙、貰った!」
俺は、敵ACに向かってマシンガンを叩き込もうとした。
その時だった。
後ろにいた味方ACが俺を攻撃したのと、レーダーの味方を表す緑が、敵を表す赤に変わったのは――
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