4人が本棚に入れています
本棚に追加
◇◇◇
さて、用事も終わったし、可愛い兄さんのとこに帰ろう。
俺が教室に戻ると、兄さんはまた抱きつかれていた。
堀ノ内彼方......またかこの野郎。
あいつ性格は別に嫌いじゃ無いんだけど、兄さんに抱きつく所は大嫌いだ。
「ちょっとぉ俺の可愛い兄さんに抱きつかないでくれますぅ?」
「可愛いは認めるけど、俺のってなんだ俺のって!優は俺のだ!」
はぁ?
「兄さんは俺のだ!」
俺はそう言いながら兄さんを抱きしめる。
最初のコメントを投稿しよう!