だいいちわ

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「ちょっと、二人とも!僕は柊の物でも、彼方の物でも無いよ!」 兄さんはそう言いながら俺達から離れた。 すると、 「うぅっ.....ひっ」 彼方が突然泣き出した。 そんなに離れられたのが悲しいのか。 「どうしたの?彼方」 「うっ....ゆう、俺、より、柊、先に、言った」 先に? 『僕は柊の物でも、彼方の物でも無いよ!』 あぁ、これか。
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