プロローグ『残念物語開幕します!』

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このままでは、らちが明かない… そんな時だった。 助け船?は、やってきた。 「二人とも…静かに」 俺達の間に割り込んできた。 長くとても綺麗な髪をしている美少女だ。 リボンの色からして、3年生だってことがすぐにわかった。 悔しいが、俺より身長が高い… 「君たち、廊下で騒いだら迷惑ですよ」 『は、はい…』 くっ… 九割がた全部、この赤髪少女のせいだって言うのに… 「これからは、気をつけるのよ」 『はい…』 あぁ、転校生呼びにきただけなのに、こんなことになるとは… つうか、やっぱり見ない女の子だよな? まさか、転校生だったりして… ははは…それはないか。
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