プロローグ『残念物語開幕します!』

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「もう少しか…」 もう少しで着く。 その時だった… 「きゃあ!!」 ドンッと肩がぶつかり、俺は大丈夫だったけど、ぶつかった女の子は、転んでしまっていた。 見たことのない顔だ。 赤髪のロングで、やや目付きが鋭くて気が強そうな女子だ。 はっきり言って可愛いよ。 コクられたら即OKだな! 「あ、ごめん!大丈夫?どこかケガはない?」 尻餅をついている赤髪の女の子に手を差し伸べる。 あ、ちなみに転んだ時にパンツ見えたみたいなラッキースケベ展開なんてなかったからな。 現実ってのはこういうもんだ。
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