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はぁ、、
高校生
青春
勉強
それがなんだ、、
進学
就職
『おい、掵織!お前只でさえパッとしないんだからなんか部活にはいっとかねぇとこれから、不利になるぞ』
「そ~っすね~」
あ~だり~
『コラ!まだ話は終わってない!!逃げるなっ』
「っ、じゃあ」
(この先公、進路指導でうるせぇからな…)
この時、適当に言った一言から
始まってしまった
「じゃ、オカルトクラブで。俺バイト中ですし」
『お!!そうかそうか、オカルトか!?鈴木も喜ぶな、部員が足りないって嘆いてな~。』
いっきに笑顔なった先生はどこか嬉しげに、何かを書いている。
(あ~も、早く帰してくれよ)
『そ~か、掵織はオカルトに興味があったのか』
「あ、はい、まぁ…そうっすね」
適当にあしらいながら、帰ろうとすると
『帰るなら、クラブに顔出していけよ!オカルトクラブは部室に必ず一回は顔をだすのがルールだ』
「はいはぃ…」
(え?今、顔出すって……めんどくせぇえ!)
ブツブツ呟きながら、色褪せた何枚ものポスターの前の前をとおる。
外から聞こえる屋外部の声が廊下に響きわたっといるが発している本人たちは知らないであろう、俺ならこんなのはごめんだ。
(あった)
資料室という名前の上からオリジナリティ満載の【オカルトクラブ】の貼り紙がしてある。
(オカルトクラブの事は、まぁ何回か聞いた事があるけど。根暗のオタクの集まりだよな…ま、睨めば文句は言わねぇだろ)
まぁ、そんな軽いきもちで薄汚いドアをひいた。
掵織という青年はいつからこんなにひねくれてしまったか
そう、ある日をさかいに
「ち~っす、一応部員になったけどやる気ないんで居たことにしと…い…て…」
なんだろう…
風が吹き抜けた。
『こんにちわ、新人さん』
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