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「ー・・・ちゃん・・・
陽菜ちゃん!!」
「!!?
・・・あ、由乃お母さん・・・」
「うなされてたけど大丈夫?」
「え?
・・・あ・・・」
(そっか・・・昨日寝る前に遺品の中にあったメモ帳読んでたからかな・・・)
陽菜はベッド脇にあるメモ帳を見つめる。
「・・・それは何?」
由乃の言葉にハッとする。
「え、と・・・あ、これ?
学校で使ってるの・・・!
時間割りとか書いてあって」
「少し古いものみたいだけれど」
「最近はこういうの、が流行ってるんだよっ」
「・・・そうなの?」
「ぅん!
あ、もうこんな時間!」
陽菜は時計を見て慌てて用意を始める。
「あら ほんと
下に朝食できてるからね♪」
「ありがと、由乃お母さん」
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