1話「いつも通りの日々」

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「ー・・・ちゃん・・・ 陽菜ちゃん!!」 「!!? ・・・あ、由乃お母さん・・・」 「うなされてたけど大丈夫?」 「え? ・・・あ・・・」 (そっか・・・昨日寝る前に遺品の中にあったメモ帳読んでたからかな・・・) 陽菜はベッド脇にあるメモ帳を見つめる。 「・・・それは何?」 由乃の言葉にハッとする。 「え、と・・・あ、これ? 学校で使ってるの・・・! 時間割りとか書いてあって」 「少し古いものみたいだけれど」 「最近はこういうの、が流行ってるんだよっ」 「・・・そうなの?」 「ぅん! あ、もうこんな時間!」 陽菜は時計を見て慌てて用意を始める。 「あら ほんと 下に朝食できてるからね♪」 「ありがと、由乃お母さん」
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