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遥「最初に説明した通り退場いただいただけであって死んだわけではありません。そのれに、あなた方が一人でもクリア出来れば無傷で退場した方も脱出出来ますのでご安心を」
主任「副所長、一旦落ち着こう!どの道こいつの出す問題に答えないと脱出出来ないんだ!俺達の誰かがクリアできればそれで全員助かるんだから!」
主任の必死の説得もあり、副所長は無理やり気を静めると、遥に次の問題に行く旨を怒鳴るように伝えた。
遥「では、次の部屋でお待ちしております。次の部屋は出て左に進んで突きあたりにある階段の手前にあります」
そう言って遥は姿を消し、その場に残った三人は自分達の置かれた状況の厳しさに改めて恐怖を覚えるも、プライスレスを助けるため、勇気を振り絞り次の問題へと進む。 数分後、所長達は第二の部屋である「虚の間」にたどり着いた。 所長は扉を開ける前に深呼吸をしたと、一気に扉を開けた。
遥「ようこそ第二の部屋へ。早速ですが、問題に移ります」
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