CASE:1 好きだと言えなくて

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「歳は、一回り違うけど…俺は…アヤさんが大好きだった」 「…私もよ、剛太」 「…もう、時間が」 「剛太、最後に言わせて!!私の名前はね…」 「何だ!?」 「毛利アヤって言うの…貴方と同じ苗字…フフフッ、何だか不思議だね」 「そうか…」 「じゃあ…ね??剛太」 「待って!!」 「私は、いつでも貴方の傍にいるから…護ってるから…」 「アヤ!!」 「じゃあ、また逢う日まで…ねっ??」 「アヤ!!アヤ!!うっ…あああぁぁ!!」 無残にも通話は途切れた
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