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「では、板垣さん。よい旅を」
私は、ボタンを押した。
彼は、時計を見続ける…
そして、三分経った後に、受話器を取った。
「もしもし~??」
「真美か??」
「うん~。あ、洋助さん??」
「その性格は、相変わらずか」
微笑み混じりで、ため息をつく。
「プレゼントは届いたか??」
「あっ、うん~。届いたよぉ~」
「真希にあげてくれ」
「あ~っ、真美のは無いの~??」
「端っこに入ってる」
「あ~っ!!お人形さんだ~!!ありがとう~」
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