CASE:2 もう一度お前と

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「では、板垣さん。よい旅を」 私は、ボタンを押した。 彼は、時計を見続ける… そして、三分経った後に、受話器を取った。 「もしもし~??」 「真美か??」 「うん~。あ、洋助さん??」 「その性格は、相変わらずか」 微笑み混じりで、ため息をつく。 「プレゼントは届いたか??」 「あっ、うん~。届いたよぉ~」 「真希にあげてくれ」 「あ~っ、真美のは無いの~??」 「端っこに入ってる」 「あ~っ!!お人形さんだ~!!ありがとう~」
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