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「コラコラ、泣かないのっ」
「何で…何で死んじまったんだよ!!」
「私ね、耐えられなかったの」
「何に??」
「学校でのイジメ…何年も続いててね…」
彼は、受話器を強く握り、歯を食い縛った。
「誰だ、アヤさんにそんな事する奴は!!」
「ん~、昔のクラスの皆かな??」
壁を叩き、小さく涙を拭った。
「俺が、アヤさんの恨みを晴らすよ」
「あ!!ダメだよ、殺したりなんかしちゃ!!」
「どうして」
「私、まだ1人でゆっくりしたいもん」
「…そっか」
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