一目惚れ

3/7
前へ
/356ページ
次へ
始業式が終わり、俺は三年一組のクラスへと校長から案内されていた。 「では、こちらが三年一組のクラスになります。今年の三年一組はみんないい生徒なので綾瀬先生も仲良くなれると思いますよ」 「ありがとうございます」 一言、そう言って俺は三年一組のクラスへと入った。 「皆さん、席に着いて」 「きゃあぁー。綾瀬先生よー」 「間近で見るとまたイケメンー」 女子達が黄色い声を上げながら騒ぎだした。 うるさい、俺はうるさい女は嫌いだ。 「はいはい、歓迎してくれるのは嬉しいけど、とりあえず席に着いて下さいね」 優しくそう言えば女子達は大人しく座った。 「「はーい」」
/356ページ

最初のコメントを投稿しよう!

68人が本棚に入れています
本棚に追加