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フェロモンは頬の紅を微かに残したまま軽く睨みながら
壁によりかかる俺に向かってきて抱き着いてきた。
「からかってるんでしょう?」
「ちょ、人が居なくなったからって、まずいってっ」
自分の手がフェロモンの腰あたりで宙に漂う。
「いつも目であたしを追ってた」
「いや、そんなことないって」
抱き着いたままで俺の胸元に顔をうめてぼそぼそ話すフェロモン。
「嘘つき」
「嘘じゃないよ」
「じゃあ、何で今突き放してくれないの?」
「いや、え、あ、」
「あたしがあなたが好きって気づいてるから?」
「え、いやー」
「何?あなたがあたしを好きなの?」
「いや、うん。え?」
今、俺なんて言った?
「好きなの?」
「…たぶん。」
ミニスカやめっちゃ短いショーパンを
履いてる君にやきもきするのも、
目を反らしちゃうのも、
ほんとは
君が好きだから?
「俺、知らないよ?」
胸にうめてた顔を上げるフェロモン。
「うん。」
フェロモンを壁側にして抱きしめて
フェロモンの股の間に片足を入れて
深いキスをフェロモンにした。
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