俺、参上

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哲哉さんは性格までイケメンだった 「遊莉、コップからじゃねぇか…なに飲む…?」 そう言って俺の頭を撫でる哲哉さんはもうっ! 俺ドキドキしっぱなしだったよおっ! 「ちょっと馬鹿哲!遊莉くん口説かないの!」 「五月蝿い、遊莉みたいなやつ珍しいんだよ」 そう言って俺を抱き寄せる哲哉さん 「むぅ…」 膨れて拗ねてるルカさん 『哲哉さんー、俺を出しに使わないでよねー?』 「わりい、でもかわいいだろ?隆之助」 「名前で呼ぶなっていってんだろうが!!」 哲哉さんとルカさんとかなり仲良くなって此処の店に通いつめてた俺は この店の事を、当時敵だったマフィアにバレてしまった ガタンッ…バンッ! 【「スノーファミリーのボス、岸遊莉だな…?」】 英語を喋りながら店に堂々と一人で銃を持って入ってきたのが 幹部の中でもトップだったレオンだった 『ぁあ゙?』 その時の俺はものすごっっっく機嫌が悪かった って言うのも、糞親父からの連絡がいきなり来て あのジジイが金寄越せとか言ってきてキレてた時にレオンが来たから 八つ当たり対象になってガンつけたらレオン 気絶しちまって 「あらぁ…気絶しちゃったわよ?遊莉の殺気で」 『あらぁ、どうしましょ?』 「どうすんだよ」 『とりあえずうちの幹部に連絡かな?』 んで幹部に来てもらってファミリーの家に連れていったんだ
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