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<?・森>
「その前にあんたらは何者だ?」
「そういうのはまず自分から名乗るもんだろ?」
翔は紅蓮と呼ばれた男に名を聞こうとしたが、すぐ言葉を返されてしまった。
面倒くさい奴だなと思いながらも翔達から自己紹介を始める。
「……『天月 翔』だ」
「私は『リース・タウンレット』と申します」
リースも続けて自己紹介する。
「俺は『銀龍 紅蓮(ギンリュウ グレン)』だ。
宜しくな」
「私は『炎界 子音(エンカイ シオン)』だよ。
宜しくね、翔にリース」
紅蓮と子音は翔とリースした後に自己紹介して握手をしようとする。
リースはそれに応えるが、翔が中々応えない。
「団長もしてくださいよ」
「……」
翔はリースに促され、面倒くさそうに紅蓮と子音に握手したのだった。
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