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ガラガラッーーー。
「おはよう☀」
「あっ、瑞月、真季、おはよう。」
同中の 朝香 鈴(あさか すず)
ちゃんが挨拶してくれた。
席に着くと、
「おはよう。宮里。森谷。」
かばんを机にかけて顔をあげると、高谷くんがにっこり笑った。
「高谷、おはよう。」
「高谷くん、おはよう。」
なんだか周りの女の子が浮足立っているのを感じつつ、高谷くんの横にいた人を見ると.....!?
あっ.....祐二くん...!
昨日、一目惚れを自覚した私はつい俯いてしまった!
顔が赤くなってないか無性に気になる。
すると彼が言った...。
「森谷さんだよね。昨日はありがとう。あの時は助かったよ!
俺、1年3組 早瀬 祐二(はやせ ゆうじ)。
高谷の友達なんだろ?俺ともよろしくな👍」
びっくりして顔をあげたら、また爽やかな、そして少し照れ臭そうな笑顔を私にくれた。
キュンッ♥
また積もった....。
「あっ...いえいえお役に立ててよかったよ?」
ドギマギしたけど、笑顔で帰した。
「友達の友達は友達ってことで。よかったな。...って、祐二なに固まってるんだ?」
「ぷぷぷっ。私、宮里 真季。瑞月ばかりでなく私もよろしくね、早瀬くん。」
「うわっ!ごっごめん。こちらこそよろしく!」
柔らかい笑顔で、周りの女子
のハート目がすごい!
「今日の体育バスケだよな。お前ら女バスだからバッチシだな。体育は3組も一緒だから祐二たちと試合だな。ヤベーなぁ。
祐二ってマジ運動神経いいから、バスケも上手いんだ。」
「高谷もいいじゃん。勝負だね!じゃあ、勝った人に奢りってどう?私らも、多分チーム別れるからさ!」真季が言った。
「おっいいねぇ。その話のった!」
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