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~瑞月SIDE~
私のチームは、鈴ちゃん、山田さん、竹山さん、河野さん。
バスケ部は私ひとりだけど、みんな運動部だから動きいい感じ。
「キャー♥早瀬く~んナイスシュート!」
「キャー♥高谷く~ん。頑張って~。」
いかん、いかん、私もバスケに集中しなくちゃ!
~早瀬SIDE~
高谷のやつムキになって。
そのとき「シュート!森谷さん!」
その声につい彼女の方を見てしまった。
綺麗なフォームでシュートを入れる彼女。
俺はつい見入ってしまった。
「お前!よそ見してたらガンガン入れるぞ。舐めんなよー。」
ドリブルで俺を抜き去って、高谷がシュートを決めた。
(やべー。集中しなくちゃな)
ピッピッー♪「試合終了!」
「今回の結果は、男子3組勝利。女子4組勝利!また、近くクラスマッチが近いから次回も対抗線だぞ。」
「くそー。げっ。負けたの俺だけかよ。」
「高谷~。今日の帰りよろしくぅ👍」
そして.....。
三人揃って、「頂きまーす!」
部活が終わって四人でラーメン屋にきた。
「くぅー、なして俺だけ。」
「実力よ。やっぱり!なんだか奢りってより美味しわぁ❗」
「なぬー。次回は勝ってやる
ー。」
高谷くんと真季がじゃれあってるのがおもしろくて、
くすっ...。
ぷっ...。
私と早瀬くんが高谷くんに同時に笑って、目が合った。
「森谷さん、バスケ上手いね。すごくフォームが綺麗だった。」
「ありがとう😆早瀬くんもさすがだね。サッカーも上手いけど、バスケも!」
「サンキュー。えっ!!俺のサッカーも見てくれてたの???」驚いた顔をして早瀬くんが言った。
なんだかずっと見ていたように思われたかも・・って恥ずかしくなってあわてて私は言った。
「部活の休憩中に校庭で試合してるのを見たの。早瀬くんが先輩たちをどんどん抜いて、高谷くんに絶妙なパスしてた。
すごかったよ!」
少し興奮しながら言ったら、
早瀬くんが赤くなって、
頭をガシガシして照れてた。
「おーい、お二人さん。何二人の世界しちゃってるの??」
「なっ...そんなんじゃねぇよ。」真っ赤になって早瀬くんはぶんぶん首を振って否定してた。
それを見て三人は大笑いした。
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