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「おはよう、高谷君、早瀬君。今日も体育バスケだね。」
私は、もう教室に登校して二人で話している高谷君と早瀬君にあいさつした。
「「おはよう」」
「おう、今日こそは祐二に勝ってやるぜー!!」
「やれやれ、今日も試合あたるかわからないぜ。」
早瀬君がおかしそうに高谷君に言った。
「ちぇっ・・・。今にみてろ祐二!!あっそうだ、森谷!日曜は森谷たち暇か?」
「う・・うん。別に用事はないから暇よ。」
「俺ら日曜日に学校で試合なんだよな。応援来てくんねぇ!?もちろん差し入れ大歓迎だぜ!」
「おい、高谷!!お前それが目的か!!!?」
「あったりー!!」
ふたりのやり取りをみていておかしくて、私はクスクス笑いながら言った。
「いいよ!バスケもその日は試合ないし、差し入れ持って真季と行くから!!あっ!真季がきた!!
真季ーーー!!」
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「いいよ。私も暇だから。その日は暇だから瑞月と買い物でも誘うかなと思ってたし。
高谷!!かっこいいとこ見せなきゃだめだからね!!」
真季は意地悪ーくにやけて高谷君に言った。
「おう!!もちろんだぜ!惚れるなよー!!!」
二人のやり取りを見ていると、早瀬君と目が合った。
ドキン!!
早瀬君がすごく照れたような優しい顔で私を見ていた。
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