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「ありがとう。遠慮なく借りるよ。」 彼は、そう言うと爽やかな太陽のような笑顔で笑いかけた。 キュン..♥ 私の心臓が小さく音をたてた。 「おー!?なんだ、祐二。いつの間に森谷さんと仲良くなってるんだ?」 修くんが彼の腕を肘でくいくいしながらひやかした。 「なっなんだよ修。タオル貸してくれただけだよ。」 「お前が女の子とそんなの初めてみたよ。ふーん。」 「なに、なにー?あれーふたり知り合い?」 真季の質問に私は首を振って、 「ううん。タオルなかったから貸したの。」 私は彼に「私まだ他にタオルあるから使っていいよ。あっ真季!集合だよ!!」 私は真季の腕を引いて体育館へ急いだ。
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