第3章

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「甘いっ!!」 柊斗の放った回し蹴りを、受け止めたセラフィムはそのまま足を掴み、闘技場の壁目掛け、勢いよく投げつけた。 投げ飛ばされた柊斗だったが、空中で体を捻り、迫りくる壁を勢いよく蹴りつけセラフィムに肉薄する。 「お前もな!!」 「--くっ!!」  柊斗が横薙ぎに放った警棒を、魔力で硬化させた腕で辛うじて受け止めたセラフィムだったが、激痛に顔を歪める。  その隙を柊斗が見逃すはずもなく、動きが止まったセラフィムの水月に魔力を纏った右足で前蹴りを放ち、セラフィムは鞠のように勢いよく壁に蹴り飛ばされた。
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