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――【Death Game ヲ カイシ ス ル】――
「っ!?デスゲームってなにっ!?」
飛鳥がDeath Gameという単語に驚いている。
「……死のゲームってこと?」
悠は頭痛がするのにもかかわらず淡々と話している。
「…あんたっ、頭っ、~痛くないのっ?」
「え?…痛いけど?」
シレッと答える悠。
「ッ!なにっ…またっ、声がっ…?」
――【Death Game トハ 、 シノ ゲーム ト イウ イミ ダ 。】
「…よっしゃ、当たった。」
――【イマ カラ 1 ネン カン、オマエ タチ ニ ハ ソノ アイダ 、 コロシ アイ ヲ シテ モラウ 。】
「!?殺し合い?!」
殺し合いという言葉に恐怖をおぼえ、鳥肌がたつ飛鳥。
「……楽しそう。」
その傍らでは悠が少しウキウキした表情をのぞかせている。
「あほかっ!」
飛鳥がそこにすかさずツッコむ。
Death Gameとは、一体何なのか。
その怖さを市民たちはまだ知らない…―。
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