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駅まで行くのは憂鬱だった。 だけど、勝手に動いていく足を遥香は止められなかった。 佐伯なんて大嫌いだ。 …だけど、彼には自分にない何かを持っている。 遥香だけでなく誰もが持っていないものを彼からは感じられる。 「ハルさん!」 駅前には彼のキラースマイルが浮かんでいた。
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