同窓会_

4/7
前へ
/33ページ
次へ
車に乗り込むと、突然襟をめくられ、首を見られる。びっくりすると 「ん、キスマークとれてないな。」 あ、そういえば痕をつけられたんだった…忘れてた。 首にそっと手を当てるとその手を掴まれる。 「なあ、奈美樹からキスして…?」 いきなり拓真が言う。 「えっ…でも恥ずかしいし…」 もじもじしていると拓真が顔を近づけてくる。 「キスしてくれなかったらまた痕つけるよ…?」 あう…同窓会に痕をつけていくのはまずい…かな…。 まあ、今も薄く残ってるんだけど…。 「じゃ、じゃあキスする」 近づいている拓真にチュッと軽くキス。 「これでいい…かな…?」 拓真はニヤッとして、頭を撫でてくれた。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加