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車に乗り込むと、突然襟をめくられ、首を見られる。びっくりすると
「ん、キスマークとれてないな。」
あ、そういえば痕をつけられたんだった…忘れてた。
首にそっと手を当てるとその手を掴まれる。
「なあ、奈美樹からキスして…?」
いきなり拓真が言う。
「えっ…でも恥ずかしいし…」
もじもじしていると拓真が顔を近づけてくる。
「キスしてくれなかったらまた痕つけるよ…?」
あう…同窓会に痕をつけていくのはまずい…かな…。
まあ、今も薄く残ってるんだけど…。
「じゃ、じゃあキスする」
近づいている拓真にチュッと軽くキス。
「これでいい…かな…?」
拓真はニヤッとして、頭を撫でてくれた。
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