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お、女の子がゴブリンを倒した。
ﾘﾝ「ふむ……なかなかやるな」
「ああ、記憶を喪う前は相当な実力者だったのかもな？」
ﾘﾝ「……だが……あんな剣術は見たことがない、…ジャックは知っているか？」
「いや、俺も知らないな。」
そもそも剣術とか良くわからんしな。
「…お、またゴブリンを見つけたのか」
ｽﾞﾊﾞｯ
ｽﾞﾊﾞｯ
ｽﾞﾊﾞｯ
ﾘﾝ「……速い、」
「……うん、速い」
速い、とにかく速い
……もちろん俺には劣るが、リンと同じ速度の太刀捌きだ。
「…………ん？」
……一キロ離れた所に500……いや１０００人は居る……デカイ盗賊団か？
ﾘﾝ「ジャック？どうした？」
「……盗賊だと思うが……１０００人ほど、此方に向かって進行してくる。」
ﾘﾝ「１０００人？」
「ん？心当たりでもあるのか？」
ﾘﾝ「ああ……少し……」
………リンが……怯えてる？
「…いったいどんな奴等なんだ？」
ﾘﾝ「………子供の頃に…本で読んだ事があるんだ………『死霊兵団』……」
死霊……兵団？
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