目覚め

7/8
前へ
/284ページ
次へ
今日もJと2人で、いつもの校門の花道を通り、教室に入る。  自分の席に着くと、早速クラスメートが集まってきた。  「和也君、ジェームス先輩と付き合ってるの?」  和「はぁ~~!?」  「違うの?」  和「あったりまえじゃん!ビックリした。」  「じゃ、付き合って欲しいなぁ。」  和「ごめん。無理。オレ好きな人いるし。」  「えー!?」  「それって誰?女?男?」  和「…。男って・・・。オレ、そういう感じに 見られてんの?」  「だって、和也男だけど、可愛いじゃん。オレ、お前だったら 付き合える。」  「あ、オレも!」  和「マジかよ…。オレ、無理だから…。」  そこに聖と淳之介がやってきた。      聖「和也~、モテるね~。」  淳之介「ヤバいね。性別を超えてモテてる。敵わないな~。」  和也「お前ら…。からかうの止めろよ。」  聖「ははは!和也は、立派な男の子だから、ヤロー共、変な眼で見んなよ?」
/284ページ

最初のコメントを投稿しよう!

212人が本棚に入れています
本棚に追加