新学期

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 雄「充分間に合うよ。だって学校近いし。」  竜「ただね・・・。」  淳「何?」  雄「まぁ・・行けばわかるよ。」  家を出て、10分程度で学校に到着。  しかし、正門には・・・。  和「何?これ?」  聖「入学式だから?」 正門から校舎へと続く道に、生徒たちが花道のように並んでいた。  1年生の3人が、雄一と竜也を見ると、2人はお互い視線を合わせて、ため息。  雄「さ!行くぞ!」  そう声を掛けると、歩き出した。  ”雄一さま!おはようございます!”  ”竜也様~!”  どうやら、雄一と竜也の事が好きな生徒が集まっているらしい。  聖「スゲーな・・・。噂には聞いてたけど・・・。」  淳「喜多校の 雄様、竜様・・・ってか?」  和「アイドル並みだね。」    聖「俺ら アイツらの後ろ、一緒に歩いて大丈夫か?」  和「目を付けられそうで怖ーい。」  雄「おい、お前ら3人。1年生は、あっちに受付があるから、自分たちで出来るな?」  聖「当たり前だろ。」  竜「じゃ、また帰りにな?」    2人と別れ、3人は1年生の受付に向かう。    受け付けは、新入生と、その保護者で人があふれていた。
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