story~3

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そっと近付いてくるケイの顔 やっぱり綺麗すぎてドキドキする 「…っ/」 首筋にケイの息がかかるくらいの距離 「ん…っ/」 首筋を舌で舐められてくすぐったい 「やっぱやめた」 「…えっ?」 ぶっきら棒な言葉。 「どうして? 俺の血は…吸いたくなかった…?」 「違うよ…っ、」 「じゃあどうして…っ!」 俺から目線を反らし俯くケイは なんだかすごく切なくて 「吸えないんだ…っ、」 「吸えない…?」 「俺…っ、 血の吸い方が…わかんない…っ」
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