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そっと近付いてくるケイの顔
やっぱり綺麗すぎてドキドキする
「…っ/」
首筋にケイの息がかかるくらいの距離
「ん…っ/」
首筋を舌で舐められてくすぐったい
「やっぱやめた」
「…えっ?」
ぶっきら棒な言葉。
「どうして?
俺の血は…吸いたくなかった…?」
「違うよ…っ、」
「じゃあどうして…っ!」
俺から目線を反らし俯くケイは
なんだかすごく切なくて
「吸えないんだ…っ、」
「吸えない…?」
「俺…っ、
血の吸い方が…わかんない…っ」
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