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家に着き彼をベッドに寝かせた
見たところ
そんなに歳は変わらないだろう
「ん…っ」
「あ、気が付いた?
今何か作って持ってくるね!」
キッチンへ向かおうと立ち上がったら腕を掴まれた。
真っ直ぐに俺を見つめるその瞳は
少し青色で
なんだか吸い込まれそうになった
「ここはどこ」
「あ、俺ん家!
君、倒れてたんだよ!」
「倒れてた」
「そう。君、名前は?」
「名前…ケイ」
「ケイかぁ、俺はね、大貴」
「ダイキ…」
ケイは何だか雰囲気が違う
なんだかすごく不思議な感じ
「ダイキ…君は人間?」
「え? 人間…だけど。
ケイって面白い事聞くんだねっ」
「ちょっと待ってて、
紅茶でもいれてくるから」
ケイを寝室に残してキッチンへ向かった
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