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「そんな顔しないで、ほら」
「むぅ…っ/」
頬を軽く摘まむと上目で睨んでくる
「ふふっ てかダイキ、学校は?」
「あ、やばっ。時間忘れてたっ!」
「大丈夫、俺に捕まって」
「えっ、ちょっとっ!!」
ダイキを抱えてベランダの柵の上に立った。
「ケイっ!?なにする気!?」
「学校いくんだよっ」
驚いてるダイキを抱えたまま柵から飛び降りた
「えっ、なに!どうなってるの!?」
ダイキが気付いた頃にはもう校門前
2人で電車で行くのもいいけど
vampireの俺にとってはこの移動が1番
早くて効率がいい。
「たまにはいいでしょ?こんな登校も」
「もぉ、怖かったのにぃ!!」
「大きい声出すから皆が見てるよっ」
「えっ、あっ…//」
「ふふっ 先行くよーっ」
「ケイのばかっ!// 待ってよっ!/」
この時は知らなかった、
「…?」
「ケイ?どしたの?」
「ん?あぁ、なんでもないっ」
これから先の事態に。
「見ぃーつけたっ」
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