story~3

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「そんな顔しないで、ほら」 「むぅ…っ/」 頬を軽く摘まむと上目で睨んでくる 「ふふっ てかダイキ、学校は?」 「あ、やばっ。時間忘れてたっ!」 「大丈夫、俺に捕まって」 「えっ、ちょっとっ!!」 ダイキを抱えてベランダの柵の上に立った。 「ケイっ!?なにする気!?」 「学校いくんだよっ」 驚いてるダイキを抱えたまま柵から飛び降りた 「えっ、なに!どうなってるの!?」 ダイキが気付いた頃にはもう校門前 2人で電車で行くのもいいけど vampireの俺にとってはこの移動が1番 早くて効率がいい。 「たまにはいいでしょ?こんな登校も」 「もぉ、怖かったのにぃ!!」 「大きい声出すから皆が見てるよっ」 「えっ、あっ…//」 「ふふっ 先行くよーっ」 「ケイのばかっ!// 待ってよっ!/」 この時は知らなかった、 「…?」 「ケイ?どしたの?」 「ん?あぁ、なんでもないっ」 これから先の事態に。 「見ぃーつけたっ」
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