ぷろろーぐ

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「君は……一体―――」 「誰?」と聞こうとした瞬間に、いくつかのシーンが頭に過ぎる。 そして、俺は頭に手を置いて目を閉じる。 (そうだ。確か、この子に会って俺は……) 断片的に思い出してきた記憶にため息を吐きたくなる。 「君のせいなのか?」 「私はあなたを迎えに来た……」 俺は目の前の美少女に質問すると、ついさっき聞いた返事をする。 俺はこの一言から、すべての人生が変わってしまった。
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