男子な女子

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「…あれ?咲瑠…もう怒ってねーのか?」 「あぁ…。もうお前が笑った時点で戦意消失だ…」 「そっか…」 良かった…。まだ怒ってたなら… 「何だ?喧嘩…続けてーのか?」 「いえいえいえいえ!!とーんでもないでございますですぞ」 ープッ 「お前どんな日本語喋ってんだよ」 「…。さ…」 「さ?」 「咲瑠なんかに笑われたぁ~!!!!」 「どーいうことだよ…おい…(苦」 「だってだってだって、咲瑠なんかに笑われたら…あぁぁ…俺のプライドが…プライドがぁ……」 「何だお前。俺がバカとでも言いてーのか?」 「バカじゃん」 「即答?!てか、バカじゃねーし!これでも俺、この前の国語の点数87だぞ?」 「やっぱウチよりバカじゃん。ウチ94だぞ?」 「負けたー…。しかも何気に俺からウチに戻ってるー!!」 「やっぱバカじゃん。」 「酷っ?!」 「あ。言われてみれば!!じゃぁこれからは、ウチだけでいく!」 「一つ会話ずれてるー!!!」 「咲瑠ってそんなキャラだっけ?」 「お前、俺が多重人格ってこと知ってるだろ…って、ひくなひくな」 「お前、少し暦くんキャラはいってねーか?」 「暦くんの方はこんなキャラしてない。気のせいだ。」 「そうか…」 なんて他愛のない会話を続けた。 やっぱ、コイツとの会話、好きだな。
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